事業拡大に伴い敷地を広げていく、鉄骨加工のプロフェッショナル・株式会社一真(本社:石川県金沢市)。同社は、敷地の広大さや設備の規模、これまでの成長過程が良く分かる動画を制作しました。今回の取材では、この動画にどのような反響があったのか、また今後の展望について、専務取締役・小竹真介様にお話をお聞きすることができました。
動画ではドローンを使った上空から撮影することで、同社の広大な敷地の広さを効果的に伝えています。鉄骨業界では、大きい敷地を持っていることが生産・管理・保管といった規模を示す1つの指標になるそうで、実際に動画を掲載したことで、材料メーカー様などからお声がけいただくことが増えたそうです。同社では今後も事業・敷地の拡大に力を入れていくとのお話も伺いました。動画は同社のウェブサイトから観ることができます。
そんな同社に、今後の展望を伺いました。小竹専務によると、自社だけでなく鉄骨業界全体を盛り上げていくことを目標にしているそうです。現在、人材の確保が課題となっている鉄骨業界ですが、実は機械の導入により力仕事が少なくなっており、現場で活躍する女性スタッフも増えているのだとか。設備増強により環境を整えることで、今後は女性の採用にも積極的に取り組んでいきたいとのこと。さらには、働くための条件を個人ごとにヒアリングし、可能な範囲で対応していくことで、女性の応募を促進しようとしています。労働時間や職場内の男女比など、応募者が興味のある情報はできる限り提供していきたいと考えられているようです。
ちなみに鉄骨業界では「鉄骨ガールと工場見学」というアニメーション動画制作し公開、大学にも配布するなど、鉄骨業界全体をあげて女性採用を推進しているそうです。
事業と敷地の拡大をどんどん進めることで鉄骨業界に頭角を現しはじめた、株式会社一真。鉄骨への愛やこだわり、社員に真摯に向き合う「正直さ」に魅力を感じる企業です。