2020年12月に導入された「テレ金ちゃんアプリ」リリースを皮切りに、従来の地上波放送に加え、webやアプリを使ったクロスメディアの視聴者体験の創出に取り組んできた株式会社テレビ金沢(本社:石川県金沢市)。
上記の配信に取り組む中で、よりコストを削減しつつ、本格的なスポーツ撮影配信を可能にする手段として、株式会社NTTSportict(本社:大阪府大阪市)が提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」の機能に着目。また、NTTSportictの掲げる「スポーツを通して笑顔と感動を生み、地域社会の発展に寄与する」という理念に共感し、このたび、同社と共同事業協定を締結しました。
NTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE Proシリーズ」の中心となるのは、Pixellot Ltd.(本社:イスラエル)が開発した無人撮影カメラ。AIによる自動撮影や編集機能を備え、スタジアムなどの競技施設に設置することで、撮影コストを約10分の1に抑えることが可能に。
通常のAI撮影と合わせ、パノラマでピッチ全体の映像も撮影されるため、撮影した映像を既存のコーチングシステムへ直接流し込むことで、ファイル変換などの手間をかけず、チームの練習、選手へのフィードバックや分析にも活用できます。
<AIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」 Proシリーズ>
現在、サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど、14競技の撮影に対応しており、「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような自然なカメラワークとなるようです。
今後は「双方のケイパビリティを活かしながら地元スポーツの映像配信を通じ、視聴者様に楽しんでいただけるようなコンテンツ提供、また地元企業様とも連携した地域発展を目指す」とのこと。最新技術を用いたスポーツ映像配信による「今までにない視聴体験」に期待が高まります。