この7月に発刊した「Be Connect with」の紙媒体・冊子版。取材・撮影→原稿作成→編集→校了→下版→印刷→製本と一連の流れを経て完成! となりましたが、編集部の仕事はまだまだ終わりません。私たち、取材して編集するだけではないのです。総仕上げは配本です。エンドユーザーとなるみなさんのお手元に届けるべく、この夏は各地を走り回りました。

能登から加賀まで配本の旅

Be Connect withの紙媒体・冊子版は7月の発刊後、一年にわたって石川県などが主催する就活のイベント会場で配布。また大学・専門学校・専修学校、実業系の高校にも無料設置・配布しています。発刊直後のこのタイミングで全発行部数12,000部のうちの約半分を事前に依頼していた設置・配布先にどーんとお届けします。今号の主な配本先は、北陸3県の約40カ所。大学や専門学校は就職・キャリアサポート室に設置し、高校は就職を1年後に控える2年生のみなさんにお配りしました。

金沢大学さんに設置させていただきました

金沢学院大学さんに設置させていただきました

夏を制したい就活生に向けて

なぜ、この時期にお届けするのか。それは3月に本格化する就活に向けて大学生や専門学校生が少しずつ準備をスタートするのが今。先輩の姿を見た高校2年生が就職をちょっと意識し始めるのが今。「夏」だからです。

「夏を制する者はシューカツを制する」。受験もそうだったな。ダイエットもそうだった(途中で挫折したから制していないけど)。箱根駅伝もそうなのかな。夏は人生のターニングポイントなのだな。と、たそがれた後、社有車にBe Connect with冊子版をせっせと積んでいきます。1冊220g、多い日には約800冊を軽自動車に乗せ、ある時は某大学のキャンパスに続く急こう配の坂道をのぼり、またある時は某高校に近い高速インターチェンジを目指して強くハンドルを握り、奔走したのでした。

倉庫から台車へ、台車から車へ、てきぱきと積んでいきます

誌面に対するご意見もいただいています

配本の際、お時間をいただけた学校では、進路指導の先生に現在の就職状況をうかがったり、就活について学生さんはどんな情報を必要としているのかなど、次号の誌面を意識したご意見もお聞きしたりもしました。ご協力いただいた先生方、ありがとうございます。

イベントで掲載企業のみなさんにご挨拶

8月7日の夕方、Be Connect with冊子版を運んだ先は石川県産業展示館。翌8日に開かれる「高校生を対象とした企業ガイダンス2020」の会場に設置するためです。

昨年は来場者の一人ひとりに直接手渡ししていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため出入り口3カ所に置かせてもらい、来場の方に自由に持っていっていただく形になりました。

翌日のイベントに向けて準備が進む会場。台車の音が響かないよう静かに搬入

当日も会場に足を運び、ガイダンスに出展しているBe Connect with掲載企業12社の採用担当の方にご挨拶をしました。取材や校正作業のお礼をし、この夏の設置配布状況をご案内するなど、少しお話もさせていただき…。

会場に設置したBe Connect with 冊子版を手に取ってくれた高校生や保護者の方の様子を見掛けるたびに、「シューカツ頑張れー!」と心の中でエールを送るのでした。

イベントに参加していた高校生や保護者の方々に手にとっていただけるよう設置

出入り口3ヵ所に設置しました

随時補充、みなさんのお手元に届きますように

今号は、石川県が就職支援協定を締結する県外35の大学の就職・キャリアサポートセンターにも冊子をお送りしました。石川県へのUターン就職を考えている学生さんにお役立ていただけたらと思います。

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