株式会社ソディックが、3月28日（金）に開催された株主総会および取締役会において代表取締役の交代を決議し、同日付で圷祐次（あくつ・ゆうじ）が新たに代表取締役 CEO 社長執行役員に就任したことを発表した。
就任にあたってのコメント
この度、代表取締役 CEO 社長執行役員に就任いたしました。1987年の入社以来、製造、アフターサービスの経験を積み、米国販売会社に出向して、アフターセールス分野で新たなビジネスプラットフォームを導入するなど、安定した収益が確保できる仕組みを構築してまいりました。2022年からは当社COO、2024年には取締役兼COO副社長執行役員に就任し、構造改革に着手しております。今後は、さらなる構造改革やソリューション事業とアフターサービス事業の推進に加え、組織力の強化を図り、当社のより一層の成長と企業価値向上に努めてまいります。
経歴
- 1987年4月 入社
- 1991年1月 Sodick, Inc. 出向
- 2005年11月 Sodick, Inc. 取締役副社長
- 2013年7月 執行役員 営業本部副本部長欧米担当
- 2016年4月 Sodick, Inc. 取締役社長 （現任）
- 2022年1月 工作機械事業本部副本部長
- 2022年3月 上席執行役員
- 2022年11月 COO
- 2024年3月 取締役 兼 COO 副社長執行役員
新社長就任の背景
同社は中期経営計画に基づく構造改革を進めており、安定した収益基盤の強化や競争力の向上に取り組み、「中国依存からの脱却」や「生産・販売体制の再構築」を加速させることで、より柔軟で革新的な企業変革を推進し、持続的な成長と企業価値の向上を目指している。この変革をさらに進めるため、新たに圷（あくつ）氏が社長に就任し、今後は欧米や新興国市場の拡大、ソリューション販売・保守サービス・消耗品販売の強化など、成長戦略の推進に注力していくと考えられる。また、前社長の古川健一は取締役会議長として経営全般を支えるとともに、監査等委員会設置会社への移行を通じて、ガバナンス強化に取り組んでいく。
