地域の課題解決、保有資源と新技術を融合したサービスを成長事業の開拓分野と定め、電気を活用して野菜を育てることで新たな価値創出を目指す北陸電力グループの株式会社フレデリッシュ(本社:福井県敦賀市/2021年3月16日設立)。同社が生産した「ゼロカーボン・レタス」が遂に初出荷を果たしました。

「ゼロカーボン・レタス」とは、発電時に二酸化炭素を排出しないカーボンフリー電源100%で育成されたレタスのこと。北陸電力の電源構成は、北陸地域の豊富な水資源により、水力発電が約3割を占めており(旧一般電気事業者の中で全国トップ)、その特性を活かし、同社では水力発電の電源を特定した「グリーン特約(アクアグリーン)」の電気を使用してレタスを育成。

また、工場のレタスは、LED照明を浴びて生育する過程で、光合成により空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させる、環境にやさしいレタスとなっているそうです。

なお、今回出荷したのは、本年11月1日から生産されたリーフレタス(グリーンリーフとフリルの2種類)。今回の初出荷に合わせて開催されたセレモニーでは、北陸電力が発案した、敦賀市のブランド食材(敦賀真鯛、杉箸アカカンバ、東浦みかん)と「ゼロカーボン・レタス」を使ったバゲットサンドが参列者にプレゼントされたとか。

地域が抱える課題やニーズに積極的に対応し、地域の発展に貢献する北陸電力グループの活動に今後も注目です。

 

株式会社フレデリッシュ

北陸電力株式会社

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