メカトロテック・ジャパンとは

メカトロテック・ジャパン(MECT)は、名古屋市で開催される国内最大級の工作機械・FA技術の展示会です※1。最新の機械加工設備やロボット、自動化技術、DXを支えるソリューションが一堂に集結し、ものづくり産業の“今と未来”を体感できる場として注目されています。職場の雰囲気や、実際の製品が動く様子を見られるため、製造業の仕事を具体的にイメージできる貴重な機会です。
こうした展示会はエンジニアや技術職志望の学生にとっても魅力的な“発見スポット”となります。今まで展示会に行ったことのない学生は、就活の準備として見学してみることをオススメします。

北陸の企業も数多く出展

今年のメカトロテック・ジャパン 2025には、北陸エリアを拠点とする企業も多く参加していました。特に第1展示場では、富山県のスギノマシン、石川県の中村留精密工業・高松機械工業・澁谷工業、福井県の松浦機械製作所といった企業がフロアの中心部にブースを構えていました。

MECT2025 主な北陸エリアの出展企業一覧 ※当社調べ

※敬称略
※株式会社表記省略

富山県

・スギノマシン

石川県

・石川コンピュータ・センター(ICC)

・岩本工業

・小松鋼機

・澁谷工業

・高松機械工業

・津田駒工業

・東振テクニカル

・中村留精密工業

・北菱電興

・松本機械工業

福井県

・武田機械

・松浦機械製作所

学生限定セミナーも開催

学生限定セミナーとして「工作機械トップセミナー」(主催=日本工作機械工業会)も開催されました。初日は会場視察と懇親パーティーが開かれ、冒頭では日工会で人事委員会の委員長を務める中村留精密工業(石川県)の深山泰輔取締役より「日本の工作機械業界は魅力ある業界。ぜひ、多くのメーカーを知る機会にしてほしい」との挨拶がありました。2日目のセミナーでは約220名の学生が参加し、講演には松浦機械製作所(福井県)の松浦勝俊社長らが登壇しました。(※2)

次回開催は2027年

メカトロテックジャパンは隔年開催なので、次回は2027年が予定されています。そこまで待てない就活生のために、今後開催される展示会イベントを一部ご紹介いたします。

展示会名 会期 会場 特徴・補足
スマート工場 EXPO/Factory Innovation Week 東京 2026年1月21日〜23日 (東京) fiweek.jp 東京ビッグサイト スマートファクトリー、IoT/AI/製造DXをテーマ。製造現場の“次世代化”を狙う企業に適した場。
ものづくり ワールド 東京 2026 2026年7月1日〜3日 manufacturing-world.jp 東京ビッグサイト 製造業全般をカバーする大規模展示会。機械設備・部品・計測・DXなど幅広い。
JIMTOF 2026(第33回日本国際工作機械見本市) 2026年10月26日〜(予定) eventseye.com+1 東京ビッグサイト 国内最大級の工作機械展示会。出展・来場双方にとってハイエンドなプラットフォーム。
FOOMA JAPAN 2026 2026年6月2日〜5日 foomajapan.jp 東京ビッグサイト 食品機械・加工機械を中心とする展示会。製造機械側にも応用可能なテーマあり。

※2025年10月24日時点の情報です

北陸から世界へ挑む

“北陸で「技術職」「ものづくり」に関わりたい”、“地元に貢献しながら、世界を相手に仕事がしたい”、そんな皆さんは、ぜひ気になる企業を調べたり、他のイベントにも足を運んでみてください。

※1:MECT2025公式プレス資料より引用
※2「会場速報」および取材内容などを元に記載

引用情報

・MECT2025 公式プレス資料(株式会社ニュースダイジェスト社)
・MECT2025公式サイト「会場速報」
・Be Connect編集部取材(2025年10月)

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