2025年9月1日、石川県金沢市に本社を置く三谷産業株式会社は、2026年4月入社予定の国立高等専門学校(以下高専)卒業者を対象に初任給を引き上げ、大学卒の初任給を上回る水準とする方針を発表しました。

背景には、同社が高専卒の「実践的かつ高い専門性」を技術職において高く評価し、その能力を正当に待遇に反映させる姿勢があります。

高専卒は一般に大学卒より待遇面で後れを取る傾向がありますが、三谷産業では今回の改定を通じて「大学卒を上回る水準」とすることで、“高専生にとってより魅力的な就業環境を提供”し、採用力の強化を図っています。

また、2026年4月入社対象としての改定は2026年4月1日付で実施される予定です。

さらに同社は、高専卒社員の中長期的活躍を支援する体制強化にも注力。全国の高専を回り学生との対話を通じて技術職としての魅力を伝えるとともに、教育支援やキャリア形成機会の充実にも取り組む計画です。

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