目指すのは自分が成長できる企業

働くことは自分という人材を磨くこと。自分の将来のために「成長できる企業」を目指してほしい。就活がスタートしたら、合同説明会や会社訪問・OB訪問で、興味ある会社の社員に会うだろう。「大きな問題を抱えた時、誰に相談し、どうやって乗り切ったのか」、「その時、どんなアドバイスをもらい、どんなサポートがあったのか」、「どんな時に成長を実感できたのか」などと具体的に聞いてみれば、参考になる話が聞けるはず。リアルに社風をイメージすることもできるだろう。尊敬できる先輩や上司を見つけることも成長を目指す第一歩になるはず。
BeConnectを見ながら、気になることをピックアップしてみよう。

歴史を刻んだ企業は
人を成長させるDNAを宿す

成長は本人の意欲、目的意識がなければ遂げられないが、成長を促進する環境も重要。その環境としてまず挙げられるのが、人を育て伸ばす社風である。若手でも大きな仕事にチャレンジできる社風、自律的に考え行動させる社風、ものを言いやすいフラットな社風、裁量権の大きさや、人材育成制度の充実なども成長の要素である。そうした企業風土は中小企業に、より多くみられるかもしれない。企業の成長は社員の成長なくしてはあり得ず、その意味では成長・発展を続けて長い歴史を刻んできた企業には、何かしら人を成長させるDNAを宿していると言える。