採用サイトだけでは不十分な3つの理由

その1:見つけてもらえない

すでに多くの企業が採用サイトを立ち上げていますが、それだけでは不十分です。企業の採用担当者のみなさんがネットで何かを調べようとするとき、利用するツールはおそらくGoogleなどの検索エンジンでしょう。調べたいキーワードを入力して、検索する。いわゆる「ググる」です。しかし最近の調査では、現代の若者はGoogleではなく、SNSを利用するようです。SNSではキーワード検索はあまり使いません。使うのはハッシュタグと呼ばれる #キーワード このようなタグです。投稿に張られたこのようなハッシュタグをたどって、関連する他の投稿を次々と見ていくのです。このような行動を「タグる」と呼んだります。

採用サイトを見てもらうためには、①検索で見つけてもらう、②採用ポータルのリンクをクリックしてもらう、③イベントで知ってもらう、という方法があります。手っ取り早いのは②と③ですが、これにはけっこうな費用がかかるので、採用にあまり予算をかけられない企業では難しいかもしれません。その場合は①がメインとなるでしょう。しかし、認知度が高くすでに名前が知られている企業ならともかく、あまり知られていない企業の場合は、検索で見つけてもらうのは容易ではありません。たとえば「石川県 採用」で検索した場合、ヒット数は現時点で1億件を超えています。「石川県 機械メーカー 採用」と絞り込んでも650万件がヒットします。このような状況でGoogle頼みの待ちの採用活動が失敗するのは当然です。

ためしにGoogleアナリティクスで採用サイトへの集客で検索ワードを確認してみてください。企業名が入ったバイネーム検索を除き、「石川県 採用」のような検索でどのくらいのアクセスがあるでしょうか。多くの企業ではほとんどゼロの状態だと思います。そのくらいGoogle検索では見つけてもらえないのです。

その2:継続的な接点をもてない

採用サイトを見つけてもらったとして、次の課題はリピート訪問してもらうことです。しかし、これも容易なことではありません。多くの就活生は採用サイトをざっと見ても、日を改めてまた見ることはあまりありません。もちろん第一志望の会社であればイベント情報や採用日程はチェックするでしょうが、企業研究の段階で見た会社であれば、すぐに忘れてしまいます。ウェブサイトの場合、ユーザーに再訪してもらうためには、ブックマークしてもらうか、再度キーワード検索してもらうしかありません。しかし、これが意外とハードルが高いのです。

その3:会社の表の顔しか見せられない

採用サイトのコンテンツでよく「社員紹介」がありますが、あらためて自社のページを見てみてください。完全に作った顔です。キメ顔か、爽やかすぎる笑顔か、いずれかでしょう。もちろんこれはこれでいいのですが、就活生としては、会社のリアルな顔も見てみたいと思うのです。合同企業説明会などのイベントに学生が行く理由もここにあります。採用サイトや入社案内を見ても裏の顔は見えません。

採用SNSをはじめよう

採用SNSのメリット

採用SNSは採用サイトの不十分なポイントをうまくカバーしてくれます。まず採用SNSをやっている企業が現時点ではまだ少ないので、検索エンジンと比較すると圧倒的に見つけてもらいやすいという状況があります。また、継続的な接点ももつことができます。ウェブサイトの場合にはブックマークはあまりしませんが、SNSであればフォローするだけなのでハードルはかなり下がります。また、会社のリアルを伝えることも可能です。

さらにメリットとしてはもっと大きなことがあります。採用SNSは内定辞退防止にも役立つのです。最近の就職活動では、とにかく企業研究で「入ってもいいかなと思える企業」に目星をつけ、とりあえずたくさんエントリーし、内定をもらったところから「入りたい企業」を選ぶケースが多くあります。この場合、就活生は応募前より内定後に会社のことを調べるのです。採用SNSを使ってリアルタイムに会社の動きを知ってもらうことで、就活生に会社のことを知ってもらうとともに、親近感をもらってもらうことができるのです。

採用SNSの運用例

SNSはいくつかありますが、とりあえず始めやすいTwitterで参考になるアカウントを集めました。

Sky株式会社 新卒採用 就活イベントの情報発信だけではなく、新入社員紹介や新人研修の様子も発信しています。またコーポレートサイトや採用サイトへもリンクを張り、まさにフル活用といった運用です。
オープンハウス【新卒採用】 ここは「質問箱」を活用しているところがユニークです。日経新聞の記事を定期的にツイートしていますが、これの意味はよくわかりません。中の人に訊いてみたいです。
コムウェル新卒採用アカウント 採用サイトやアメブロへのリンクを発信しています。リンクばかりなのでもう少し直接投稿があったほうがいいような気もします。またブログはアメブロのような外部ブログではなく、オウンドメディアとして発信することをおすすめします。
アイエスエフネット 新卒採用 採用イベントの予告だけではなく報告をしているのが良いポイントです。また人事担当者の人柄がわかる投稿もあり、就活生には伝わる内容になっています。
株式会社ゆこゆこ(新卒採用) 楽しそうな会社の雰囲気が伝わってくる良い内容です。ハッシュタグの使い方がうまいので、きっと若い社員の方が運用されているのでしょう。とても参考になります。
ペパボ採用担当 さすがIT大手の運用です。中小企業でなかなか真似するのは難しいかもしれませんが、参考にはなると思います。
キー・ポイント株式会社【新卒採用】 人事の活動やインターンとのインターンとやり取りなど中の人がけっこう前面に出ているアカウントです。このくらいフレンドリーな感じがいいのではないでしょうか。
日揮グループ 新卒採用 2021 採用に関する情報だけではなく、メディア情報やプレスリリースも発信しています。車窓からの景色をアップしたりと、会社の雰囲気がよくわかります。会社の表の顔と裏の顔がバランスよく配信されています。
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ビーコネクト編集部
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